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静岡新聞教育文化部

【静岡市美術館で「静岡詩の解対照(カイタイショー)」】

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は7月23 日に静岡市葵区の市美術館で開かれた、「静岡詩の解対照(カイタイショー)」。同美術館で8月27日まで個展を開催中の写真家佐内正史さん(静岡市出身)と写真家若木信吾さん(浜松市出身)の対論。司会はアートスペースVACANT主宰の永井祐介さん。

言葉を通じて写真展、写真集を「解体」する試み。本県出身の写真家二人が仕事の作法、写真表現の可能性を語り合った。富士山を前にした時の心境について佐内さん。「薄目で見た時に見えてくるもう一つの場所にフォーカスをあてる。富士山ってすごいから、そっちにいっちゃわないように」。若木さんの「写真家論」も心に残った。「写真を職業にしているってことじゃなくて、ある意味『家元』。そうなりたい。でもなかなか難しい」

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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