【「徳川家康と田中城」展】家康の魂描いた永井秀樹さん
田中城は今の藤枝市にあった、全国でも珍しい円郭式の城。長篠・設楽原の合戦後、徳川家康は武田勝頼方の同城を10回以上攻め、1582年に落とした。江戸幕府成立後は鷹狩場として知られた。特別展では田中藩祖の本多忠重ゆかりの旗指物など、田中城ゆかりの約110点を出品。永井秀樹さん(御前崎市出身)の絵をふくながじゅんぺいさん(藤枝市)がまとめたアニメが素晴らしい。ざらっとした絵肌を残しつつ、家康はじめ出演者に魂が宿っている。
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