たくさんの植物だったり、いろんな鳥が観察できたり、きれいな湧水が湧いていたり自然豊かな浮島沼。
ちなみに、浮島地区は、「農山村がもつ地域資源「地域の宝」を大切に思い、守り、活用し、次世代に継承する活動を行う、理想の農山漁村」である、ふじのくに美しく品格のある邑(ひんかくのあるむら)に認定されています。
4月16日には、狩野川西部浄化センターで、浮島沼産の桜草を愛でる会が開催されます。
会場は国イチの一本松交差点の北、浮島ひまわりらんどの南、アクアプラザ遊水地があるあたり。西部浄化センターの敷地内となります。隣接するアクアプラザ遊水地はお散歩なんかでふらっと立ち寄ることができますが、西部浄化センターは普段は入場に許可が必要。当日は、開催時間のみ立ち入りフリー。
かつて浮島沼に自生していたというサクラソウを、地域の人がリバイバルし丁寧に保護しているんだとか。そんなサクラソウを見ることができるめったにないチャンスです。
白や紫、ほんのりピンクの可憐な花を健気に咲かせる姿を見ることができます。ただし、湿地帯なので、運動靴もしくは長靴なんかを履いていったほうがよさそう。以前、取材に行った時は泥だらけになりました。
例年、ゴールデンウィーク前後には原にある帯笑園で、鉢植えのサクラソウの展示会なんかも開催されたりします。沼津市内にもけっこう愛好家がいるみたい。
サクラソウは、4月の上旬から5月にかけて開花する「春を呼ぶ花」と言われるちいさなお花。沼津の春をばっちり楽しんでみましょう!