あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 静岡市

脱炭素企画、高校生が報告 静大ワークショップで最終発表

 気候変動やエネルギー問題などに関心のある静岡県内の高校生が脱炭素につながる企画を考える環境ワークショップ「アオハル・エコロジー・ラボ」の最終成果発表会が16日、静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパスで開かれた。県内16校43人による10グループが、同大職員やサポーター企業関係者らに企画を説明した。

脱炭素に向けた企画の最終報告を行う生徒=静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパス
脱炭素に向けた企画の最終報告を行う生徒=静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパス

 静岡高2年の尾原一華さん(17)らのグループは、静岡市のシェアサイクル事業を活用して移動手段の脱炭素化を目指す企画「30日間でデコ活するJK」を考案。脱炭素を意味する「デカーボナイゼーション」と環境に優しい「エコ」を合わせた造語「デコ活」をキーワードに、自転車で行ける市内の写真映えスポットをSNSで紹介し、若者主体の取り組みを提案した。
 尾原さんは「テーマが大きく不安もあったが、高校生だからこそできることがあると感じた。みんな真剣に課題に向き合っていて刺激になった」と話した。
 県と静岡大が昨年3月に締結した「地域脱炭素の推進に関する連携協定」に基づいた初の事業。生徒は同6月にグループを結成してから会議や中間発表などを重ね、企画を実践した。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む