
ものづくりを通じて問題解決の力を育む「STEAM(スティーム)」という教育が今、静岡県内で広がっています。
静岡県沼津市の幼稚園では「遊び」の中で学びを深める教育を行っていて、東京から引っ越したり通ったりする子がいるなど注目されています。
■特色ある幼児教育 「STEAM教育」とは
沼津市にある幼稚園では、英語を学ぶ「英語イマージョンコース」と、科学やものづくりの思考力を育てる「オープンプランコース」があり、探求活動を中心とした幼児教育を行っています。
特に、力を入れているのがSTEAM教育です。
▼科学 Science
▼技術 Technology
▼工学 Engineering
▼芸術 Art
▼数学 Mathematics
を総合的に学び、ものづくりを通して問題解決の力を育みます。
■子どもの好奇心を起点に遊びの中から学びを広げる
この日のテーマは、清水町の柿田川です。
<園児>
「湧いてる」
科学では、ポンプを使って湧き水の様子を再現します。柿田川公園のブルーホールの色を再現する学びでは、自由に色を混ぜて試行錯誤します。
<園児>
「ブルーホールにしたいのに緑になっちゃう」
「みんな緑じゃん」
子どもの好奇心を起点に、遊びの中から学びを広げていくのが特徴です。保育士たちは子どもたちの探求心を引き出す仕掛けを意識しています。
<園児>
「夜の柿田川公園」
「これ、ホタルだよ」
「上に星とかあったりする」
■保育士「なるべく正解は言わないように」
遊びの中で生まれる、小さな疑問。AIなどの技術が発達しても「自ら問いを立てる力」は欠かせません。
<保育士>
「疑問に思ったこと、不思議に思ったことを一緒に試しながら答えを見つけるように、なるべく正解は言わないように日々の保育の中では気をつけています」
こうした特色ある教育を求めて、東京から引っ越してくる家庭や片道1時間半かけて通う園児もいます。
<東京から通う家庭>
「どんどん成長していくステップを踏ませてもらえる。目を輝かせている子どもを見ると、間違いないなと感じる」
<東京から引っ越した家庭>
「世界中に行っても自分自身の力で、自分らしく楽しく生きられるような力を求めていたので、多様性の中で子どもたちを教育するのはとても得がたい経験になると」
<加藤学園幼稚園 中原涼子副園長>
「自ら課題を見つけて、失敗を恐れずに友達と仲間と問題解決に向かって突き進んでいけるような、そんなたくましい子、たくましい知性と感性を育てていきたい」
STEAM教育のような特色ある教育は各地で人口減少が叫ばれる中、地方移住につながる可能性がありそうです。










































































