
2026年4月、静岡県沼津市にエビ釣りができるレジャー施設がオープンし、大きな反響を呼んでいます。
体験型の新たな観光スポットで、自治体はまちを盛り上げる「相乗効果」に期待しています。
■世界最大の淡水エビ「オニテナガエビ」を釣ってその場で味わう
釣り糸の先には、ハサミが長いエビ。
4月、沼津市下香貫にオープンした「沼津シュリンプパーク」です。ここで釣ることができるのは「オニテナガエビ」です。
東南アジアを中心とした熱帯・亜熱帯地域が原産で、最大60センチまで成長するという世界最大の淡水エビです。
料金は1時間2000円で、1竿あたり2匹まで釣ることができます。
<訪れた客>
「甘い!」
釣ったエビを焼いて味わうことも出来ます。
■干物工場をリノベーション 想定を上回る反響と平日の営業見合わせ
この釣り堀は以前、干物工場だった建物をリノベーションして4月5日にオープンしました。
<沼津シュリンプパーク 竹川徳雄社長>
「1日20人くらい来ればいいのかなと思っていたけれど、オープン当初は50人くらいの方がお越しになって」
想定を上回る反響でエビの供給が間に合わず、現在は平日の営業を見合わせ、週末の予約のみにしています。
<竹川社長>
「タイとかベトナムとか、台湾とかで非常にオニテナガエビの釣り堀が流行っていて、是非こういうものが、沼津でもできたらいいなっていうことで、このエビに注目をして」
■滞在時間をのばすアトラクションとして自治体も注目
静岡県から補助金が出ているこの施設。沼津市も大きな期待を寄せています。
市内には飲食店が多いなか、体験型のアトラクションが増えることで、沼津を訪れた人の滞在時間をさらにのばすことができると注目されています。
<竹川社長>
「ここで稚エビを育てています」
オニテナガエビは生きた状態で海外から輸入できないため、国内での養殖に限られ、流通量も少ないのが現状です。
■1キロ2万円になる取引も
南伊豆町では、大阪の自動車部品販売会社が温泉熱を利用してオニテナガエビの養殖を始めました。1キロ2万円を超える取引もあり、イセエビ並みの値段となっています。
沼津シュリンプパークも、レジャー施設にとどまらず、オニテナガエビを伊豆の温泉で生産・出荷することも目指しています。
<竹川社長>
「温泉熱を使ってエビを短期間で育てて、それをこちらに持ってきて釣るような、そういうことができないかということで、いま温泉施設様と色々検討してる」
今後養殖を軌道に乗せる、沼津の観光や水産業の目玉施設となりそうです。










































































