
高齢者による事故を減らすため、孫の世代からアプローチしようと、静岡県警は交通安全広報アンバサダーにわんぱく相撲のチャンピオンを任命しました。
静岡県警の交通安全広報アンバサダーを務めるのは、わんぱく相撲の県大会で優勝した岩上毘優雅(いわかみ・ひゅうが)さん12歳です。高齢者に対して交通事故の防止をPRするため、「孫世代からのアプローチ」という狙いのもと、岩上さんが選ばれました。
2025年は、高齢者が運転する事故による死者の数が2024年の同じ時期と比べて7人上回っています。岩上さんを起用したポスターでは体調不良時や天候が悪いときなどに運転を控えるよう「5つの待った」で訴えます。
<交通安全広報アンバサダー 岩上毘優雅さん>
「『5つの待った』を県内に広めておじいちゃんおばあちゃんの交通事故を少しでも減らせるように頑張ります」
県警は今後、ポスターの掲示やイベントなどを通じて交通安全を呼びかける予定です。