マダニが媒介する感染症で80代の女性入院「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」静岡県内で21例目=静岡市

静岡市は6月26日、マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に葵区に住む80代の女性が感染したと発表しました。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、静岡県内では2021年以降、年間4~6件の発生が報告されていて、県内で21例目、静岡市内では3例目です。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状としては、発熱や腹痛、全身のだるさ、血小板と白血球の減少などです。

市によりますと、葵区の80代の女性は6月16日に発症し、高熱と全身の倦怠感で市内の医療機関を受診しました。その後も症状が続き、19日には救急搬送で市内の医療機関に入院しました。25日に「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と診断され、一般病棟に入院して治療を受けています。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、ウイルスを持つマダニにかまれることなどで感染しますが、80代の女性にかまれた跡はなく、感染経路は不明で、市が調査しています。

市は、マダニにかまれた場合は体調の変化に注意し、発熱、発疹などの症状が現れたら早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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