“スキズ特需”で大福売り切れ 掛川駅のキヨスクで地元和菓子並ぶ 食べて公演中の安心材料に?

公演に合わせて設置した大福の販売コーナー=18日午後、掛川市内 10日から計4日間行われ、18日に最終日を迎えた人気韓国グループ「Stray Kids(ストレイキッズ)」のエコパスタジアム(袋井市)での公演の期間中、エコパ近くのJR掛川駅構内の店舗「グランドキヨスク掛川」では、地元菓子店の大福が多く売れるという特需があった。
 同店によると、公演日の17日には用意した350個が完売したという。交流サイト(SNS)で話題になったことから、舞台やコンサート好きの間では「大福を食べると尿意が抑えられる」と考える人が多く、ファンが公演前に買い求めたとみられる。
 同店では“コンサート前の大福需要”を見越した社員の発案で、取引のある磐田市の和菓子店「又一庵」の塩豆大福を並べたコーナーを特設した。実際に購入した愛知県の30代女性は「コンビニと同じ物ではなく、静岡のものだとより購買意欲が湧く。安心してコンサートを楽しめそう」と会場に向かった。
 同店を運営するJR東海リテイリング・プラスの静岡広報担当成瀬正俊さんは「掛川ではイベントをいかに生かすかが大切。お客さんに好評なご当地のものをアピールしていきたい」と語った。
 

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