子ども能、堂々と披露 伊東祐親まつり開幕 18日まで

能教室の成果を披露する子どもら=伊東市 伊東発展の礎を築いた平安時代の武将・伊東祐親に感謝する「第50回伊東祐親まつり」(NPO法人伊東市文化財史蹟保存会主催、市、伊東観光協会共催、静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、市内で始まった。さまざまな演目の舞台発表を繰り広げる。18日まで。
 子ども能教室に参加した小中学生と高校生の舞台発表で幕を開けた。能楽師の指導で稽古を重ねた舞囃子(ばやし)「羽衣」「高砂」や創作能「八重姫」などを堂々と演じた。狂言「末広がり」を野村萬斎さん、能「春日龍神」を伊藤嘉章さんと加藤真悟さんがそれぞれ披露した。
 初日は雨天の影響で、観光文化施設「東海館」前の松川に特設した水上舞台での公演を中止し、市観光会館に会場を移した。18日は水上舞台で「伊東温泉夢舞台」と題し、子ども能教室や琴、笛、よさこい踊りなどの各種団体が出演する。

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