「自分の性欲を満たそうと犯行に及んだ」と指摘 下着を盗んだ罪などの元警察官の初公判 起訴内容をおおむね認める=静岡

3年前、静岡県の御殿場市内の住宅に侵入して下着を盗んだ罪などに問われている元警察官の男の裁判が始まり、男は起訴内容を概ね認めました。検察は被告が自分の性欲を満たそうと犯行に及んだことなどを指摘しました。

住居侵入と窃盗の罪に問われているのは、裾野警察署地域課に勤務していた被告の男30歳です。起訴状によりますと被告は、3年前に御殿場市内の住宅2軒に侵入して女性用の下着を合わせて8点盗んだなどの罪に問われています。

静岡地裁で開かれた5月1日の初公判で、被告の男は「その通りであります」などと起訴内容を概ね認めました。

続く冒頭陳述で検察側は、被告が自分の性欲を満たそうと犯行に及んだことなどを指摘。一方、弁護側は被害者らとの示談が成立していることなどを明らかにしました。

被告は2025年3月、県警を依願退職しています。

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