駿河湾の深海魚漁の基地、静岡県沼津市の「戸田漁港」で深海魚を手に取って楽しんでもらうイベントが開かれました。
18回目を数える「戸田深海魚まつり」には、事前に600人ほどの参加申込みがあり、深海魚ファンの親子連れなどが詰めかけました。
<女の子>
Q.このタコ、なんだか分かりますか?
「メンダコ」
Q.どんなタコ?
「かわいい」
手袋をした参加者たちは、戸田で水揚げされたアンコウやサメなど、200種類以上を手に取り、柔らかな感触や深海に適応した独特の形を観察していました。
<へだ温泉深海魚プロジェクト 中島寿之代表>
「深海漁の水揚げ港という戸田のことを皆さんに知っていただくことは大きな目的。深海魚の魅力をたくさんの人たちに知っていただきたい」
会場では、深海魚をほしい人たちが買い取り希望額を出し合うセリも行われ、盛り上がりました。