浜松医科大学の渡邉裕司新学長が4月11日、就任会見を開きました。静岡大学との統合・再編問題については、静大側に「できるだけ早く意義を説明したい」としました。
2025年4月、学長に就任した渡邉氏は静岡県三島市出身の67歳。北海道大学を卒業後、研修医として浜松医科大学に入り、内科のほか、薬の有効性や安全性を研究する臨床薬理を専門としてきました。
渡邉新学長は、11日の会見で静岡大学との統合・再編について改めてメリットを語りました。
<浜松医科大学 渡邉裕司新学長>
「地域により密着して、より機動的で緊密な体制を構築することで、浜松や静岡からイノベーションを創出して地域に貢献する。提案ができる」
再編について「一度リセットする」と発言した静岡大学の日詰一幸学長に対しては「できるだけ早く説明の場を作りたい」としました。
<渡邉新学長>
「なるべく早い段階で開催を呼びかけ、この意義についてご理解を深めてもらいたい」
渡邉新学長の任期は6年間です。