寝台特急ブルートレインの塗装再現 大井川鉄道、懐かしの電気機関車お披露目

「富士」のヘッドマークを掲げ、寝台特急「ブルートレイン」の再現を祝う鳥塚社長(中央)=島田市の大井川鉄道新金谷駅 大井川鉄道(本社・島田市)は30日、国鉄で活躍した寝台特急「ブルートレイン」の塗装を再現した電気機関車をお披露目した。補助機関車として蒸気機関車(SL)の最後尾に連結させ、復路で客車をけん引させる。
 西武鉄道から譲り受け、2017年から運用している電気機関車E31形4号機に、昭和40~50年代に東海道線などで寝台特急のけん引機関車として活躍した電気機関車EF65形を模した塗装やデザインを施した。シンボルカラーの青色とクリーム色に塗り替えた。
 同市の新金谷駅で式典を開き、大鉄の鳥塚亮社長は「電気機関車を懐かしく思う人も増えていて、集客のツールになる」と述べた。関係者が「富士」のヘッドマークを取り付け、運行開始を祝った。

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