絶滅危惧種「ベッコウトンボ」 今季初の羽化確認 磐田・桶ケ谷沼

羽化したベッコウトンボ=磐田市岩井の桶ケ谷沼(市提供) 磐田市岩井の桶ケ谷沼で、環境省の絶滅危惧種に指定されている希少種「ベッコウトンボ」の今季初となる羽化が26日までに確認された。
 桶ケ谷沼ビジターセンターによると、24日正午ごろ、NPO法人桶ケ谷沼を考える会の会員が確認し、写真に収めた。場所は沼の西側で、同会がベッコウトンボを保全するために維持・管理している増殖用コンテナ。羽化は4月2~3週目にピークを迎え、4月末まで続く見込みという。
 ベッコウトンボの生息地は国内数カ所で、同市は日本最東端。桶ケ谷沼では県内で生息しているトンボの3分の2、国内の3分の1に当たる72種類が確認されていて「トンボの楽園」として親しまれている。

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