腕相撲 親子そろって全国V 沼津の瀬川さん 初出場で快挙

腕相撲大会で親子そろって快挙を果たした瀬川瑞枝さん(右)と娘の直莉さん=沼津市役所 沼津市の瀬川瑞枝さん(55)と娘の直莉さん(32)が全日本体重別腕相撲選手権大会(2月、東京)で、女子無差別クラスの右腕、左腕でそれぞれ優勝した。そろっての快挙に、「次も優勝し、連覇を狙いたい」と高みを目指す。
 2人は御殿場市に拠点を置く日本アームレスリング連盟公認の「TEAM駿腕(しゅんわん)」に所属している。初出場の瀬川さん親子が決勝で対決。瑞枝さんは右腕で優勝、左腕で準優勝し、直莉さんは左腕で優勝、右腕で準優勝した。
 アームレスリングの国体県代表選手として出場経験がある瑞枝さんは、直莉さんを誘って昨年7月に競技を再開した。直莉さんは幼少期から柔道に取り組んでいたが、結婚や出産を経てアームレスリングに転向したという。
 2人はこのほど、市役所で頼重秀一市長に報告。瑞枝さんは「競技の違いを感じ、楽しい試合だった。腕相撲の試合がもっと周知されれば」と話し、直莉さんは「昔から、母は右腕が強い」と笑い、「ワクワクした気持ちで臨めた。もっとレベルを上げたい」と意気込んだ。
 

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