J3沼津の染矢「ようやく戻ってくることができた」

J3アスルクラロ沼津の36歳のベテラン、MF染矢一樹選手が16日の北九州とのアウェー戦で今季初出場しました。体調不良やけがの影響などから試合に出られない日々が続いていました。20日の全体練習後に取材に応じ、「いろんな感情が入り交ってとても苦しい時期を過ごして、折れそうにもなった。チームメイトやスタッフ、家族など支えてくれた人たちのおかげで、ようやく戻ってこられた」と胸の内を明かしました。
前節、後半46分にピッチに現れたベテランの姿にサポーターは歓喜。X(旧ツイッター)では、「染さん!おかえり!」「またチームを優勝に導いて」と復帰を喜ぶ言葉が投稿されました。
染矢選手はファンやサポーターに対し、「待っていてくれていた声を肌で感じた。チームのいい時も悪い時も、変わらずそばにいてくれたサポーターのことが大好き」と語りました。
ゴン中山監督のトレーニング「家に帰ったらくたくた」

中山雅史監督による全体練習について尋ねられると「すごい強度でやっていて、この順位にいるのが納得のトレーニング」と話し、「家に帰ったらくたくたになります」と笑いました。
3位の鹿児島と勝ち点42の5位につけています。混戦の中、今季はFWブラウンノア賢信選手ら若手の活躍が目立っています。「年下の選手ばかりだけれど、みんなのことを尊敬している。食らいついて頑張るのが自分のよさ。ピッチ外でも貢献できることはあると思う、いろんな意味で彼らを支えたい」と声に力を込めました。