
制度は週の総労働時間(38時間45分)は変えず、1日の勤務時間を午前7時から午後10時までの間で柔軟に設定。1日の勤務時間(7時間45分)を他の日に分散することで、週休3日を可能にする。週ごとの活用が可能で、1週間の勤務計画を事前に提出する。パートタイムの非正規職員や、図書館や市立病院などの交代制勤務の職員は対象外。
市は24年5月からフレックスタイム制を一部の部署で試行し、一部職員は週3日の休みを取得した。人事課の担当者は「育児や介護への活用だけでなく、働きやすい職場環境づくりにつながる。新規採用の場でもPRしたい」と期待する。
県外では千葉県や愛知県日進市などが導入している。