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衣類製作へ棚田で綿花種まき 地域振興協と地元企業 浜松市浜名区

 浜松市浜名区引佐町の久留女木地域振興協議会と遠州織物のアパレルメーカー「HUIS(ハウス)」(中央区)は29日、同町の久留女木の棚田で綿花の種まきイベントを開いた。

綿花の種まきを体験する子どもたち=浜松市浜名区引佐町の久留女木の棚田
綿花の種まきを体験する子どもたち=浜松市浜名区引佐町の久留女木の棚田

 棚田の耕作放棄地を活用しながら地域活性化を図るプロジェクトの2年目。地元農家や繊維業の関係者、家族ら約30人が参加し、1.5アールの畑に2種類の洋綿の種をまいた。9~11月にかけて収穫し、シャツやワンピースなどに仕立てる。
 昨年収穫した洋綿6.4キロを使用した洋服は、紡績、生地織りを経て来年4月ごろ販売予定。ハウスの松下昌樹社長(44)は「服を見て農業は頭に浮かばない。商品が流通するまでに多くの人が関わっていると知ってほしい」と話した。

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