J1ガンバ大阪とのルヴァンカップで逆転ゴール!鮮烈なデビューを飾った、ジュビロ磐田の特別指定選手、吉村瑠晟選手のコメント

5月21日のJリーグ・YBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦のガンバ大阪戦で、ジュビロ磐田の特別指定選手として登録されている吉村瑠晟選手が公式戦初出場しました。後半25分から出場し、1-1の延長後半5分には逆転ゴールを決めました。鮮烈なデビューを飾った吉村選手は兵庫県出身。神戸弘陵高から関西大に進み、現在4年。2024年4月に、26年からの入団が内定しました。今回は大学の試合の合間に、磐田の練習や試合に帯同していました。

吉村瑠晟選手

-衝撃のデビュー戦となりました。
まず試合に出るというところが目標だったので、点を決めて勝てるというのは自分でも思っていなかったです。でも試合に勝つというところは達成できたので、意識していましたし、良かったと思います。

-入ってからも落ち着いてプレーしていました。
去年から帯同もしていましたし、周りもみんな要求して、自分も要求してという、練習からそういう関係を築いてきたので、そういう部分が試合に出たかなと思います。

-J1のガンバ大阪と互角に戦っていました。
こういう厳しい試合の中で勝ち切るというのは、チームとしても勢いに乗ると思いますし、またJリーグでも、やっぱりJ1の舞台に立っていかないといけないチームだと思うので、こういう試合に勝てたのは本当に良かったと思います。

-関西のチームに勝利しました。
そうですね、関大もガンバ大阪さんと近いので、自分でもちょっと気持ち的にも意識しましたし、楽しみな試合だったので、本当に良かったです。

-1点リードされている場面での出場でした。
自分が出て試合を変えられたらすごい今後のアピールにもなりますし、相手もガンバ大阪というところで、やっぱり大学と同じ大阪なので、負けられないなという気持ちはありました。

-得点シーンを振り返ってください。
ジョルディ(クルークス選手)があそこまでスプリントしてくれたので、僕もそれについていくしかないなと思っていましたし、それで僕の前に転がってきたので、なんかもう変に狙わずに、ゴールに向かって思い切り振り抜こうと思っていたので、それがゴールに繋がって良かったです。

-直後にサポーターのところへ向かいました。
ハイタッチしました。嬉しかったので。やっぱり応援の声も試合中に聞こえていたので、それが力になっていて、恩返しという意味でそこにハイタッチしにいきました。
-今回チームに帯同したのはいつからでしたか。
月曜日(5月19日)から練習に一緒に入って、先週もちょっといたんですけど、1週間いて、大学の試合に行って週末帰って、終わってからまたこっちに合流するという形でした。土曜日(5月17日)に試合があって、日曜日(5月18日)に移動してきました。今週末も日曜日に大学の試合があります。

-サポーターはジュビロにずっと帯同してほしいという思いがあるかと。
それはジョン(ハッチンソン監督)と関大の監督と決めてもらって(笑)自分はいるところで頑張ろうかなという感じです。

-入ったときのポジションは。
ウイングバックですね、左の。守備のときは5バックで、サイドバックにもなります。攻撃のときは高い位置でウイングになりますし、あそこで上下していたかなって感じですね。

-チームメートから何か言われましたか。
ナイスとか、よくやったみたいな感じで、いっぱい褒めてもらいました。

-スカウトの金園英学さんも喜んでいました。
よかったです。関大の先輩でもあるので、いい姿を見せられてよかったです。

-今後の大学との兼ね合いなどは。
今大学リーグは首位を走っている中で、まず大学生として試合も出ていきたいですし、大学がないときにはジュビロに来てパフォーマンスを上げていきたいというのもあります。でもやっぱり関大の監督とジョンとの間でどういう動きになるかというのはあると思いますので、自分は置かれた場所で地道に努力していければいいかなという感じですね。
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

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