
金子大毅選手
僕を含めてやっぱり決めるところで決められないと勝ち切れないなというのが、終わった後の素直な思いです。
-ボール奪取という特長は出せたのかなと思います。
もっといい形で取れる場面もあるし、逆に遅らせなければいけない場面の使い分けみたいなことができるかなと思います。
-湘南には大学卒業後、3年間所属したチームです。現在の湘南のイメージは。
比較的、後ろで大事にしながら、守備は行くところ行かないところの判断はするし、組織的だなという印象です。
-金子選手が在籍したころの"湘南スタイル"とは違いますか。
そうですね。スタイル的には結構変わっていると思います。あの時に比べれば、行くところ行かないところがはっきりしていると思います。
最初のクラブが湘南でよかったと思っています。そこでやっぱり今のプレースタイルというのができているのかなとに思います。しっかり戻るとか、前に出て行くとか、基本的な大事な部分というのはあそこで学べたかなと思います。みんなが手を抜かず、全員がハードワークするというのが特徴かなと思います。
-古巣との対戦に向けて。
レモンガスタジアムで試合ができるというのは楽しみです。京都にいた去年はできなかったので、2年ぶりになります。アウェーでどれだけ第2戦に繋げられるか。ホームに行けばやっぱりアドバンテージはあると思うので、しっかり準備したいと思います。
吉村瑠晟選手
昨日(6月1日)来て、今日(6月2日)合流です。土曜日(5月31日)に大学の試合があって、終わってこっちに来ました。
-次のルヴァン杯については。
楽しみですね。またJ1のチームとやれるので、メンバーにも入っていかないといけないし、試合にも出てまた活躍したいです。
-ガンバ大阪戦でゴールを決めた後の反響は。
友達だったり、チームメイトだったりがすごいいろいろ言ってくれましたね。(大学が)大阪なので、ガンバファンもちょこちょこいる中で「どこで決めてんねん」みたいに言われました。普通に「よく決めたな」みたいな感じで褒めてくれる人もいたので良かったです。
-サポーターの期待も大きくなりました。
それに応えられるような準備をしていけたらいいなと思います。
-練習後にショーンコーチと話していました。
ディフェンスのときのポジショニングとか、そういうのをちょっと聞いていました。ポジショニングの体の向きだったり。やっぱり大学とはスピードも動き出しの質も違うと思うので、そういう細かいところはどんどん吸収していかないと置いていかれるなという感じで、もうどんどんやっていくしかないなって感じです。
-ガンバ戦は課題に守備を挙げていました。
裏を取られるシーンが何回かあって、それもポジショニングが悪かったり、見れていなかった部分もありました。あれで自陣のゴール前まで入られたらピンチになりますし、それで失点したら自分のところからなので、そういう部分でリスクマネジメントしてやっていかないと攻撃にも繋がらないですし、そういうところは質を高めていきたいなと思います。
関西大学の先輩の高橋直也くんと、神戸弘陵の後輩の石橋瀬凪がいるので、ここはちょっとまた面白い試合です。前のガンバもそうなんですが、そういうところでまた気持ちが入るかなという感じです。
-高橋選手は吉村選手にとってどんな選手でしたか。
すごく仲が良かったですし、今年のキャンプもベルマーレと練習試合をしたときにちょっと喋りました。サッカーのことでも教えてもらうことが多かったので、尊敬する先輩です。1対1の対応だったりとか、守備のポジショニングだったり、攻撃のときの抜け出すタイミングとか、そういうところで合わせるような動きというのは結構教えてもらいましたし、ディフェンスの部分も攻めているときのディフェンスの対応だったりとか、そういう部分はいろいろ聞くことが多かったです。
-サイドバックの経験値はどれくらいですか。
元々はフォワードとかサイドハーフをやっていて、高校2年生の選手権前ぐらいからサイドバックをやり始めました。そこからずっとサイドバックをやりながら、たまに前をやったりとかという感じです。攻撃はできていたんですけど、守備が全然できていなかったので(高橋選手から)学ぶことが多かったんですよ。
-プレーオフは2試合ともいますか。
とりあえず水曜日までいて、日曜日はまだ(決まっていない)。大学の試合も、関西選手権という総理大臣杯に繋がる大会があるので、どうなるかという感じです。