ジュビロ磐田、後半の初戦は首位・千葉と対戦!ダブルボランチが勝利の鍵?上原力也選手、金子大毅、角昂志郎がコメント!


ジュビロ磐田は6月21日、アウェーで首位のジェフユナイテッド千葉と対戦します。前回3月30日にホームで対戦した試合は1-0で勝利。前半6分、プロ初得点となった角昂志郎選手のプロ初得点を守り抜きました。後半は相手にシュートを1本も打たせない完璧な試合運びで、開幕6連勝した千葉に初黒星を付けました。今回も上原力也選手、金子大毅選手のダブルボランチのゲームコントロールが鍵を握りそうです。

上原力也選手


-後半戦の初戦が首位千葉戦です。

お互いに重要な一戦だと思います。しっかり自分たちのサッカーができるように準備したいと思います。

-3月の試合は完璧な試合運びでした。
変わらず首位のチームですし、すごい勢いだったり、チームの力があると思うので、まったく同じような展開にはならないと思いますけど、しっかり自分たちで主導権を握ってサッカーができれば、いい時間は多くできると思うので、しっかりゲームをコントロールできるようにしたいなと思います。

-愛媛FC戦は後半途中まで難しい展開になりましたが、後半戦へ勢いを付ける一戦になりました。
もちろん相手のキーパーのセーブとかありましたけど、でもこれだけジャブを打っていたら相手は最後の20~30分、絶対にバテるし、全然慌ててはなかったですし、スタジアムの空気は感じましたけど、中はそんなに慌てていなかったし、事故のような失点だけはないようにしていれば、おのずと点は取れると思っていました。

-角選手に出したパスはしびれました。
決めて欲しいですけどね。今年何個かあるし、もっと早い時間で試合は決まっていただろうし、そういうところは突き詰めていかなきゃいけないと思います。

-相手のプレッシャーを冷静にはがすなど、上原選手の調子が良さそうに思えます。
しっかりスタイルがある分、ミーティングでもあったんですけど、おのおのの役割があるので、まずはその役割を集中してやることに全員が目を向けられているし、その中で自由だったりというのがあるので、チームとしてしっかり働いてるんじゃないかなと思っています。

-自分の役割があるからこそ、自分の良さも出しやすいということ。
はい、自分の役割がある分、そこに集中できるし、僕のストロングもあればウィークもあるし、チームでそこを補えていると思うし、そういうところで強みに全員がフォーカスできるかなと思います。

-セットプレーによる得点も増えてきました。
やっぱり勝ち切るためには大事だと思います。去年と比べて高さが劣る分、工夫も必要になってきます。

金子大毅選手


-千葉の印象は。

この前の徳島戦の後半から映像は見ました。やっぱり攻撃は威力があるし、田中和樹選手と椿(直起)選手は途中から出ていましたけど、強力な選手も控えでいるので、そこは注意しないといけないなと思います。

-高校時代は市立船橋で過ごしました。
あまり気になんないですね。出身は東京なので。高校でフクアリでやったこともあるので、そこは楽しみです。

-愛媛FC戦でチームは4点取りました。その勢いを持ち込めそうですか。
積み重ねてきたものは間違いなく増えていると思います。ただ優勝するとなったら、無駄な勝ち点というのを(相手に)渡してはいけないと思うので、1試合1試合いい準備をしてやらないといけないなと思います。

-追う立場として、どんな試合にしたいですか。
いつも通りアグレッシブに、スタートから点を奪いにいきたいです。でも愛媛のときもそうですけど、難しい時間帯は絶対あるので、そこでいかに失点しないかということが大事かなと思います。

-お子さんが生まれたそうですね。おめでとうございます。
ありがとうございます。

ー第1子ですか。
はい、5月28日に男の子が生まれました。かわいいですね。

-出産に立ち会えましたか。
そうですね、大宮(戦)の前で。

-意識などに変化はありますか。
特にそんな変わらないですけど、より一層頑張らないといけないなと思います。

-育児はしていますか。
していますね。ただ夜は睡眠が大事なので、奥さんもしっかりそこはやってくれています。(夜泣きを)しているみたいですけど、自分は寝室で寝ているんですけど。自分は(睡眠を)結構重要視していて、だいたい9時間ぐらいは寝ています。できることをやって、試合で後悔したくないので、やれることはやろうかなと思って。若い頃は全然動けると思っていたので気にしませんでしたけど、今もそんなに年齢がいっているわけではないですけど、プロ歴を重ねていくうちに、やっぱりコンディションは大事だなというのは常々思います。やっぱりけがとかをするのが一番よくないので、プレーできることが一番なので、そこはしっかりやりたいなと思っています。

角昂志郎選手


-前回の千葉戦では決勝ゴールを決めています。

プロ初ゴールを決めた相手でもあるので、千葉キラーになれればなと思います。

-最近の千葉の印象は。
試合はまだ見ていないですけど、結果はちょっと勢いが落ちてきている感じはしていて。自分たちからしたらすごくチャンスというか、自分たちもいい積み上げができていますし、結果もついてきているので、勝てる自信はあるという感じですかね。

-千葉は前節、徳島に3得点しました。
そうですね。守備が強い徳島に3点取っているというのもやっぱり攻撃力もありますし、でもウチにもいい守備陣がいますし、攻撃も愛媛戦で4点取れたりしているので、すごくいい状態で来ているかなと思います。

-千葉戦は6ポイントゲームです。
そうですね。首位とも6ポイント差で、ここの千葉もそうですし、次の仙台も、シーズンが終わったときに、多分ここが大一番だったという可能性もなくはないと思うので、まず千葉戦、何としてでも勝ち点3を取りに行きたいなと思います。

-愛媛戦は角選手もゴールのチャンスがありました。
決めなければいけなかったし、点取って、ペイショット選手の1アシストがあれば、本当にいい終わり方ができていましたけど。あともう少し、ゴール前の冷静さだったりというのは必要かなと思います。

-フクアリで試合をしたことは。
初めてですね。でもフクアリの隣の人工芝みたいなところで、筑波のときに新人戦という、若いチームの大会があって、それで優勝したので、フクアリ自体は若干いいイメージがあると思います(笑)。

-カップ戦を含めた5連戦を戦い終えて、きつさなどは。
多少はありましたね。試合前とかはいつも通りのプレーができるかなと思ったら、意外と試合中、思うように体が動かないみたいなことは、正直ありましたね。天皇杯とかも多少のモチベーションのところも難しいところがありましたけど。でもそれがすごく自分の中でも生きてきているというか。前回の天皇杯で正直、ふがいないプレーをしていたので、そういうのを糧に今後もいいプレーができたらなと思います。

-千葉戦は個人的にはどういうところを重要視しますか。
やっぱり得点を取ることですかね。そのために自分の武器のドリブルだったり、裏抜けとかは必要ですけど、やっぱり一番は点を取ってチームを勝たせることがやっぱり次の試合は大事になるかなと思います。

-前半戦の自身のプレーについて。
結果が思うように出ていないというのは納得いっていない部分ではありますけど、そこを除いたらすごくいい状態で来ているので。点数を付けるとかはちょっと難しいですけど、結果が出せれば本当にいいシーズンになるなと思います。10ゴール10アシストを目指している中で、今3ゴール1アシストなので、この折り返しで毎試合アシストか得点を取るぐらいじゃないとという、自分自身にいいプレッシャーをかけながら毎試合臨んでみたいなと思います。

-シーズン開幕当初と比べ、自分の中での変化や成長しているところは。
自分が必要とされているという感じというか。すごくいい意味で、自分自身も自分がいないとだめと思うぐらいのメンタリティーになれているのはすごくいいかなと思いますし、そこに慢心せずにもっと貪欲に、チームを勝たせたいという思いは、シーズン当初より芽生えてきていることなのかなと思います。
シズサカ シズサカ

静岡新聞社編集局運動部がサッカーや野球、バスケットボール、ラグビー、バレーボールなど、さまざまなスポーツの話題をお届けします。紙面では紹介しきれない選手たちの表情や、ちょっとしたこぼれ話をお楽しみに。最新情報は運動部の公式X(旧Twitter)でチェックを!

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