4月25日放送回のテーマは前回に続き「伝説の斬られ役になりたーい!!でござる」。
日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した大ヒット映画“侍タイムスリッパー”をリスペクトし、斬られ役に挑戦する上矢とモンディー。
時代劇の世界に入る為、上矢はちょんまげ頭の侍、モンディーは落武者の姿に変身。斬られ役の極意を学ぶために、菊川市を拠点に活動している劇団静岡県史の元へ。2人は、斬られ役として、輝けるのでしょうか…?
(文:ヨエロスンファンライター&番組MCにゃんえり)
時代は斬られ役
2024年空前の大ヒットを巻き起こした「侍タイムスリッパー」。
幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップし、斬られ役として第二の人生に奮闘する姿を描く映画。その話題の映画のメインが「斬られ役」。
上矢:そう!時代は斬られ役なんです!
その中でも、殺陣の振り付けを担当しているという劇団員の赤堀愁さんが教えてくれることに。
モンディー:あれ!? SBSラジオのオーディションで優勝した新人ラジオパーソナリティーの人じゃん。
ラジオパーソナリティーとしては、モンディーの後輩になるので、ホーム感が増しましさっそく極意を学んでいきましょう(笑)。
刀を抜いてみよう
まずは、モンディーからカッコよく刀を抜きます。
見た目は落武者ですが、刀を抜くのはサマになってますねえ。
刀の先が鞘から抜けきれず、とてもカッコ悪い抜き方です。
かっこよく刀を抜くアドバイスをもらったのに抜けきれない上矢ですが…
カッコ悪くもなんとか抜けたところで、劇団員の皆さんが拍手。とても温かい皆さんでした。
斬られ役まで道のりは遠そうです。
構えの練習
赤堀さん:殺陣というのは、お客様に見せるので、右手は鍔いっぱいまで持ち、左手は柄頭を手で隠すように持ちます。
間隔を大きく開けて持つことで、腕の間から顔が見え、画面映えするパフォーマンスになるそうです。
殺陣の決まりとして上段の構えの人は、このあと斬られますよと教える、いわば誘いの構えになるそうです。
ここでは上矢が上段の構えをしたのでモンディーが斬り、上矢は斬られて倒れる場面ですが…
モンディー:ちがう、ちがう!俺が勝つパターンだから。
上矢:覆していきたいと思って。
しっかり決まりは守って怪我のなきようやっていきましょうね。
侍酔拳の誕生!?
赤堀さんの構えてくれている竹刀に向かって刀で打ち込みます。
まずは、落武者モンディーの番です。
モンディー:やぁー!!!!
大きな声が出て気合い十分!完璧な打ち込み。
上矢:ひっく…
モンディー:侍酔拳?
刀もってやるやつじゃないでしょ!千鳥足で竹刀にむかっていき、弱々しい刀で打ち込みます。
殺陣は、パフォーマンスなので、力は抜きつつ、全力でやる方が長時間の撮影や舞台にも臨めるそうです。
侍酔拳はありだったのでしょうか!?(笑)
だが、きょうがその日ではない
赤堀さん:刀を合わせる位置は、等身の1/3のあたりです
まだ不安はありますが、百聞は一見にしかずということでやってみましょう。
と弱々しい口調から、いきなり
モンディー:ヘーッヘヘヘ!俺を倒してからいけや!!いくぞーーー!!!!
スイッチの切り替えがプロです。
そして最後は斬られて倒れるところまでやると
赤堀さん:大変申し訳ないんですけれど…完璧です。
もうしっかり斬られ役をモノにしたようです。
モンディー:時代劇めちゃくちゃ面白い!
上矢:だが、きょうがその日ではない!
侍タイムスリッパーの名台詞、ださせて頂きました!
歴史を大切にしてる劇団員のみなさんもいるし、こうやってテレビでも取り上げてますし、時代劇これからももっともっと盛り上がっていきましょう!
今回の番組の放送は4月25日(金)の深夜24時43分から。
番組を見逃してしまった方、もう一度見たい方はTVerでチェックして下さいね☆