マッケンジー夫妻と東海道図屏風のお噺し

2021年9月5日放送の「静岡市歴史めぐりまち噺し」は、マッケンジー夫妻と東海道図屏風のお噺しです。

静岡にお茶の貿易商として来日したマッケンジー夫妻。

太平洋戦争中には、夫妻は一時帰国しましたが、エミリー夫人は、夫の死後も静岡にとどまり、私財を投じて恵まれない子供たちに愛情を注ぎました。その功績が讃えられ、昭和34年には静岡市の名誉市民第1号に選ばれています。

高齢となり、帰国を決めたエミリー夫人は屋敷の半分と共に、夫のダンカンマッケンジーが収集していた美術品を静岡市に寄贈しました。

その中のひとつが「東海道図屏風」です。江戸時代前半に描いたとされる屏風には、府中宿がひときわ大きく描かれています。大御所家康公が暮らす地として一目置かれていたことをこの屏風からうかがい知ることが出来るのです。

静岡市歴史めぐり まち噺し 今日のお噺しはこれにて。

静岡市の観光親善大使でもある春風亭昇太師匠の語りで、歴史や文化、特産品など、静岡市の魅力を紹介するミニ番組です。(毎週日曜日ひる12時54分放送)

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