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400年の歴史をもつ伝統的工芸品!“静岡の技”で作られた、竹細工の美しいバッグにほれぼれ/静岡・みやび行燈製作所

今回の静岡発 そこ知りのテーマは“探せ!静岡最古の店”。宮下草薙の二人と影島アナは、静岡市葵区四番町にある「みやび行燈製作所」を訪れました。

ここでは静岡が誇る伝統的工芸品が作られているとのことですよ。

軽くて繊細で美しい駿河竹筋細工


訪れた3人を迎えてくれたのは、伝統工芸士の杉山茂靖さん。

工場に並んでいたのは、竹で作られた美しいバッグや行燈。

これは「駿河竹千筋細工」といい、“千本筋があるくらい細かい”という意味で名付けられたのだとか。

実際にバッグを手に取ってみると、とても軽いことがわかります。

杉山さん:静岡の竹細工の特徴は、曲線がとても美しいんです。これは静岡でしかできない技法だといわれています。

こちらは鈴虫を入れる鈴虫籠。昔、大名やお殿様が持っていたもので、鈴虫が中で暴れてケガをしないために竹1本1本が丸く削られています。

江戸時代から400年続く伝統的工芸品はおいくら?


「駿河竹千筋細工」は竹を細く丸く削り、それを1本1本手で組んでいく技法。

江戸時代からその時代は受け継がれ、昭和51年には国から伝統的工芸品に認定されました。

目についたのはこのオシャレな行燈。値段がさっぱり予想できない宮下草薙の二人。ちなみに鈴虫籠は12万円ほどとのことですが…この行燈は2万5000円ほどなのでお手頃価格だといえますね。

400年の歴史がある伝統的工芸品の数々。とはいえ普段使いできそうなオシャレで機能的なデザインなのがうれしいですね。

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■みやび行燈製作所
住所:静岡市葵区四番町11-8

SBSテレビ「静岡発そこ知り」(水曜よる7:00)は1980年代にスタート。静岡県民のみなさんとともに歩んできた情報番組です。地元で、全国で、世界で頑張る静岡人に注目し、番組の原点である「静岡の”そこ”が知りたい!」に迫っていきます。番組公式サイトはこちら!

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