
1607年創業!江戸時代から静岡の女性の美を支え続けてきた化粧品店「ふしみや」

創業者が京都の伏見から来た方だから「ふしみや」

静岡呉服町の本店の他に、県内に4店舗のお店がある化粧品専門店「ふしみや」。店内には選りすぐりの化粧品が並んでいます。
創業はかなり昔だと聞いていますが、店内に老舗感はありません。

カウンターに座って化粧をしてもらっていたのは影島アナを発見! 3人は静岡最古のお店を探すべく、「ふしみや」さんの社長の元へ。

協力してくれたのは小山社長。
小山社長:創業は慶長12年(1607年)なので、創業416年になります。

創業者は、なんと徳川家康と共に京都の伏見から静岡にやって来て、商売を始めたそうです。

金庫には創業当時の貴重な資料が残されていました。

その中には1600年代後半の呉服町の地図も。さらに商売のときに欠かせなかったという腹巻も残っていました。
その腹巻に今の価値で2000万円ほどのお金を巻いて箱根を越え、日本橋あたりで頭髪油や櫛を買い付けていたそうです。
それを船で清水港まで運んで、馬車で呉服町まで持って来たというからすごいですね。

他にも江戸時代の呉服町の様子が書かれた貴重な資料「御書上留帳」もありました。
「ふしみや」は昔も今も変わらず、静岡の女性の美を支え続けてきたんですね。
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■ふしみや
住所:静岡市葵区呉服町2-3-1
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