“ケンハモ”って何?

SBS学苑です。今日は最近注目の“ケンハモ”をご紹介します。
皆さんは“ケンハモ”という言葉を聞いたことがありますか?
“ケンハモ”とは、鍵盤ハーモニカのこと(以下、ケンハモ)。小学生のころ、音楽の授業で習った!そうあれ!子どもたちが必ず持っている楽器です。
それが近年、「大人のケンハモ」として注目されるようになり、音楽家・アーティストさんが活用されているのを目にする機会が増えてきました。
音楽を趣味にされる方々は、ピアノ・ギター・ハーモニカ・バイオリンなどと同じように、セカンド楽器としてケンハモで音楽を楽しまれる方が増えています。今日はこの楽器の魅力にふれていきたいと思います。
どうしても音楽の授業のイメージが強いですが、なんと!スキマスイッチさん、東京スカパラダイスオーケストラNARGOさん、「鬼滅の刃」の主題歌でおなじみのLiSAさんはライブでケンハモを演奏しています。椎名林檎さんも「丸の内サディスティック」で演奏し、東京事変のライブ等々でも演奏、ケンハモコレクターとしても有名です。

ケンハモの魅力とは?
でもなぜ、アーティストがケンハモを演奏し始めたんでしょうか?
ケンハモは電源不要で、音が簡単に鳴らせ、持ち運べるアコースティック楽器。部屋の中でも外でも、場所を問わずに音を出せます。
そして小さい頃から触れている楽器なので、懐かしさもあり、優しく柔らかい音色には哀愁感がある。さらには、息のコントロールで、小さな音・大きな音・長い音・短く切る音・抑揚のある表現が可能と、表現力が豊かで、ダイナミックレンジが広い楽器だからです。
…でも子どもの頃、音楽苦手だったし、何か演奏するなんて自分には無理!と思っているあなた。ケンハモの魅力はまだまだあります。実は、音楽を楽しみながら健康効果に優れた楽器でもあるんです。
現代人は呼吸が浅くなる傾向があるといわれていますが、呼吸が浅くなると全身に新鮮な酸素が行きわたらなくなり、健康状態にも影響があります。体のあちこちに支障があらわれますが、中でもダメージが大きいとされるのが脳です。副交感神経がスムーズに働かないことで、ホルモンや免疫の働きが低下し、自律神経に影響を及ぼしてストレスをますます増幅させてしまいます。
ケンハモは胸式よりも呼吸が深いといわれる、腹式呼吸を使う楽器ですので、そういった点で健康効果が期待できるのではないでしょうか。
おうちに眠っているケンハモで、皆さんも演奏してみませんか?
SBS学苑では10月から【一からはじめる 大人の鍵盤ハーモニカ】講座を静岡と浜松でスタートします。ケンハモ仲間を増やしませんか?
SBS学苑静岡校 / SBS学苑浜松校