三宅健さんが30年のジャニーズ事務所での活動に終止符

芸能リポーター菊池真由子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、三宅健さんのジャニーズ事務所退所についてSBSアナウンサー牧野克彦がお話をうかがいました。
※2023年2月21日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

30年の歩みを胸に新たなステージへ

牧野:菊池さん今日はビックニュースが入ってきたそうじゃないですか。

菊池:日付変わった深夜に、ジャニーズ事務所の三宅健さんが2023年の5月2日に事務所を退所するというニュースが入ってきました。本当は別の話を用意していたのですが、急遽入れ替えてお伝えします。

牧野:またまたジャニーズで大きな変化があったんですね。

菊池:三宅健さんといえばV6ですが、1995年にV6でデビューしてから26年間、入所から数えると30年間、ジャニーズ事務所の所属しアイドルとしてやってきたんですよね。そんな彼がどうして退所するのかというと、本人もコメントを出していまして、
「年齢を重ねてこれまでの経験を胸に新しい自分と出会いたいと思うようになった。新しいことに挑戦して次のステージに向かいたい」
とそれには書かれています。

牧野:では、芸能活動は続けていく予定なんですね。

菊池:これについては本人も言っていまして「少し充電期間をおいてファンの皆様と必ず会える日が来ることをお約束します」と断言しています。ファンの方は、ジャニーズ事務所を退所しても三宅さんに会えることが約束されてホッとしましたよね。

なぜ5月2日なのか

菊池:3月10日から始まる劇団☆新感線の三宅さん主演の舞台が終わるのが5月1日なので、この舞台の仕事を終えてからの退所ということだと思います。

牧野:最近は、舞台での活動が多かったんですか。

菊池:三宅さんにとって2022年は本当に挑戦の年で、主演舞台に写真集、ソロツアーと初めて尽くしの1年だったそうです。

年末に主演舞台の取材にも伺わせていただきましたが、それは、映像と演劇を混ぜ合わせた朗読劇に音楽が重なった「奏劇」でした。その時の取材で「今年を振り返ってどうでしたか?」と質問すると「本当に充実した1年でコロナ禍でもソロツアーや舞台、ファンと直接会える機会をもらえて本当に幸せでした」と話をされていました。

関係者によると、昨年の11月頃に事務所に退所の意向を伝えたそうで、挑戦と初めて尽くしの2022年を走ってきて思うことがあったのかもしれません。

牧野:記事によると中にはジャニーズ事務所の先輩でもあった滝沢秀明さんと合流というものも見かけるんですがどうなんでしょう。

菊池:それは私もあると思います。コラボしたりタッキープロデュースで何かする可能性もありますね。二人は滝沢さんの舞台の「滝沢歌舞伎」で共演していますし、2018年には”KEN☆Tackey”というユニットを組んでシングルCDまで出しています。名古屋のラーメン屋さんで聞いた話によると、二人が大好きなそのラーメン屋さんで滝沢さんと三宅さんが行列に並んでいたそうです。プライベートでも仲の良い二人なので、今後何かしらの動きがあるのではないかと思っています。

V6のメンバーで事務所を辞めるのは、森田剛さんに続いて2人目。V6といえば皆さん様々活躍されていて、森田さんは退所されましたが映画や舞台など俳優業に力をいれて頑張っていますし、岡田准一さんは大河ドラマで織田信長を好演されています。井ノ原快彦さんはジャニーズアイランドの社長を務めながら、坂本昌行さんと長野博さんとトニセンでも活動しています。14年ぶりにツアーをやられて、私も取材で行ってきましたが、本当に14年ぶりなの?!この人たちは本当におじさんなのかと疑ってしまうくらいキレッキレのダンスをされていました。いくつになってもアイドルってすごいんだな、ジャニーズってすごいんだなと取材をするたびに思わせてくれます。

ジャニーズ事務所もついに節目の時が来た?!

菊池:三宅健さんは「職業はアイドル」と本人が公言しているので、ジャニーズ事務所退所後、今後どんなアイドルの姿を見せてくれるのか期待しています。本当にファンのことを大事にしていて、V6の解散の時もファンのメッセージを読みながら新幹線で一人で号泣したほど、ファンの愛に包まれている人なのでジャニーズを辞めたとしても今後も変わらずにファンを大事にしていくと思います。

牧野:一方でジャニーズ目線でみると、King & Prince(キンプリ)も抜け、三宅さんもいなくなり、タッキーももういないというとピンチじゃないですか。

菊池:ほかにも育っている若手がたくさんいますし、三宅さんのようにやり尽くして別のステージにいくというのはいい話だと思いますが、キンプリのような全盛期のアイドルグループから3人抜けるのはかなり大きいニュースですから、そういうことが続いてしまったらかなり厳しいと思います。

牧野:ある意味”ジャニーズ事務所を退所してもやっていける”という時代の節目にきていて、変わる時がもうきているのかもしれませんね。いろいろな可能性と選択肢が増え、活躍の場が広がっているジャニーズにこれからも目が離せません。

今回、お話をうかがったのは……菊池真由子さん
東京都生まれ、東京アナウンスアカデミー卒業。卒業後、ケーブルテレビ局のグルメ・旅番組のリポーターに。日本テレビ『レッツ!』でワイドショーリポーターとなり、その後も同局『ザ!情報ツウ』『スッキリ!!』などにレギュラー出演した。取材現場での積極的な姿勢と鋭い質問で、“現場の爆弾娘”の異名をとる。現在は1児の母として育児をしながら、取材や番組出演をこなしている。

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