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歌手の氷川きよしさん、年内での休業を突然発表!その真意は?

ベテラン芸能リポーター川内天子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、歌手・氷川きよしさんの突然の休業発表について、SBSアナウンサー牧野克彦がうかがいました。
※1月25日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

無期限の休業、でも「一旦」!?

川内:氷川きよしさんが突然、2022年12月31日をもっての無期限の歌手活動休止を、事務所の公式サイトで発表したんです。特に体調を崩しているなどの話もなく、突然の発表でしたから、何があったんだろうと思ってしまいますよね。

お休みの理由についてですが、氷川さんは2000年2月のデビュー以来、22年間ずっと歌い続けてきたんです。そんななかで「ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました。」という説明なんです。

牧野:事務所というよりご本人の意向が強かったようなニュアンスですね。

川内:本人の意見をちゃんと取り入れましたよということなんです。「一旦」という言葉もあえて入れてきているんですよ。ということは、引退じゃありませんよ、一旦ですから、戻ってきますよという意味合いを強く残していると思うんです。そこはひとつ安心なんですが、休業期間は特に定めていないというのが気になりますよね。期限があればファンもそうでない人も「そういうことか」と分かるんですが、無期限となるとちょっと......。いつになるんだろうと期待も膨らむんですけど。

実は遡ると一年半くらい前から、氷川さんが演歌を歌いたくないと言っているという話が耳に入ってきているんです。よくよく聞いてみるとロックやアニソンなど、いろいろなジャンルを歌っていきたいということなんです。確かに昨年の紅白は自分の曲ではなく、憧れの大先輩、美空ひばりさんの曲を歌っていたんですが、それがまたすごかったんですよ! 本当に力強い歌声で、さすが氷川さんだと思いました。

でも実は一昨年の紅白も演歌ではなく、アニソンの「限界突破サバイバー」を歌っていました。氷川さんはこれまでも、自分のコンサートではアニソンやロックを歌ってきているんです。だからファンのみなさんは、氷川さんが本当はこういう歌を歌いたいんだということをよく知っているんです。おばさまたちは、演歌界のプリンス氷川きよしさんも好きだけど、演歌以外の曲を歌う氷川さんも好き! ファンは離れることなく、みなさん応援体制なんですよ。

さらに言えばアニソンやロックなどを歌ったりするので、新しいファンも増えているんです。最近では、ちょっとお化粧をしてきれいになった氷川さん!という見方もあって、若い層のファンもどんどん増えています。それが氷川さんの自信にも繋がっているんです。

新しいスタイルで復帰になるのか

牧野:そんな人気がグイグイきているなかでの休止宣言だったので、なおのこと私はびっくりしました。

川内:もともと氷川さんはJ-POPやロックを歌ってきていて、その方向でいきたかったんです。ところが高校のときに歌を教えてくれたのが演歌の先生で、演歌しか教えてもらえず、演歌でカラオケ大会に出場して準優勝、スカウトされたんです。デビュー後は1曲目からものすごく売れて、演歌界を支えきたところがあります。

そうなると、気の早い話になりますけど、復帰がいつになるか楽しみじゃないですか。私は、新しいスタイルの氷川さんが生まれてくるんじゃないかと予想しています。

牧野:充電期間をうまく利用して、またパワーアップした氷川さんをみせていただきたいですね!

川内:そうなんですよね。どんな歌をどんな衣装で歌ってくれるのか楽しみです! ただ休業に入る前の年内はさらに忙しくなると思いますよ。

牧野:今年いっぱいは活動ですもんね。

川内:そうです。休止前最後の出演、最後のコンサート、最後のインタビューなど、さらに忙しくなるので、もっと氷川さんがんばってください!と応援したいです。

牧野:今年1年は、むしろ今まで以上に氷川さんをみる機会が増えそうなので楽しみでもありますね!
 
今回、お話をうかがったのは……川内天子さん
新潟県生まれ。亜細亜大学法学部卒業後、東京・虎の門病院で医療事務の仕事に就くが、司会の仕事への夢が捨てきれず、退職。ラジオたんぱ『ニューストゥデー』のリポーターになる。その後テレビに転向し、朝日放送『モーニングショー』で事件を担当。テレビリポーターとしての活動をスタートさせる。日本テレビ『ルックルックこんにちは』では、レギュラーリポーターとして芸能を担当。

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