静岡では珍しい泡系豚骨が話題!僕んちのラーメン RAKUGAKI/掛川
2021年1月掛川にオープン!「僕家のラーメン RAKUGAKI」
掛川市に2021年1月にオープンした、僕家(ぼくんち)のラーメン RAKUGAKI(らくがき)。オープンから1年ですが、すでにこの店ならではの味を求める常連さんがいっぱいの人気店です。お客さんからは「豚骨と煮干しを合わせたスープがとても美味しい!」「クリーミーで濃厚なスープとモチモチの麺がたまらない」「この辺りでは珍しいドロっとしたスープが特徴的」そんな声があがります。店長の三浦さんにもご登場いただきました!
鈴木:こちらでは豚骨ベースの「泡系」と呼ばれる、すごくクリーミーで泡立つような感じのスープを食べることができます。泡系のスープは、最初関西で火がつき、今では色々な地域に広まっているんです。
大石:泡立てることで、なにか効果があるんですか?
三浦:香りが立ったり、口当たりがまろやかになります。
泡系ラーメンを実食!
大石: 本当に表面があわあわ!そしてクリーミー!美味しい!クリーミーなのに煮干しがガツンときます。三浦:私が濃厚なラーメンと煮干しのラーメンが好きなので合わせようと考えました。
大石:でも泡にしているから、スープが麺に絡んできます。
鈴木:スープの持ち上げがすごくいいですよね!
今や豚骨の本場九州でも大人気という泡系豚骨のラーメン。静岡県内で泡系ラーメンが初登場したのは、県西部で有名な行列ができる人気店、浜松市浜北区にある僕家のラーメンおえかきだと言われています。ご主人の但田さんは、京都の泡系発祥の店、俺のラーメン あっぱれ屋で修業後、8年前におえかきをオープン。僕家のラーメンRAKUGAKIは、おえかきの支店にあたります。
「静岡で泡系のラーメンというとウチぐらいで、他には類のないラーメンなんです!」と、但田さん。店長の三浦さんは、おえかきで修行した後、但田さんから「好きなようにやっていい!」と全てを任され、RAKUGAKIの店長を務めることに。三浦さんはおえかきで学んだ豚骨スープに自分の好きな煮干しをふんだんに加え、さらに数時間強火で煮込み、三日間かけて煮干し豚骨のスープを作っているのだそう。さらに麺にもひと工夫あるようで〜。
三浦店長、こだわりのモチモチ麺&特製チャーシュー
三浦:よりモチモチ感がでるかと思い、おえかきの麺レシピをベースにタピオカ粉を混ぜて仕上げました。
鈴木:チャーシューもでっかいでしょ!?
大石:思ってました、普通のサイズじゃない! めちゃめちゃ大きいし美味しい!さっぱりしているから何枚でも食べられそうなチャーシューですね。
三浦:チャーシュー麺も人気で、プラス250円でどんぶり一周チャーシューを盛り付ける形です。
大石:250円払えばよかったーー。全部こだわっていますね。
鈴木:三浦さんは性格が凝り性だから、やりだすと徹底的にこだわっちゃうタイプなんですよ(笑)。
新メニュー!しおレモンらーめん
そんな三浦さんが新たに考案したラーメンがこちら、しおレモンらーめん! 透き通ったスープは豚清湯の塩味。白濁したスープは強火で炊きだしますが、こちらは弱火で時間をかけ旨味だけを抽出したのだそう。チャーシューも味付けを変えて薄切りに! 先ほどの濁しおにぼとんとは真逆のラーメンに仕上げました。トッピングのレモンの酸味も、じわじわと浸透してくるようです。大石:豚骨の香りはするんですけど、豚骨特有のちょっとべたっとした感じがなくさっぱりしています。これ好きです! これをもっとぐつぐつ煮ていくと、さっき食べた豚骨スープになるんですね!レモンきたー!あぁ、いいですね。
鈴木:よりさわやかになりますね。
大石:レモンを使うという発想はどこから来たんですか?
鈴木:いろんなことをやっていると遊び心から生まれるラーメンもありますね。
これからが楽しみなラーメン店が誕生しました!
DATA
■僕家のらーめん RAKUGAKI(らくがき)
住所:掛川市杉谷1-7-6 クイーンシティ1号
TEL:非公開
営業時間:月~土曜11:00~14:00/17:30~20:00、日曜10:00~14:00
定休日:水・木曜
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