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季節を先どり!? コンビニ肉まん選手権!

IPPOでも大人気のコンビニ情報のコーナー! みんなのランキング公認「コンビニグルメ」マイスターで、コンビニブログ「コンビニ・サラリーマン総研」管理人、年間1000個ものコンビニ新商品を食べる男、キャプテン福田さんにSBSアナウンサー牧野克彦がおすすめ商品をご紹介いただきました。※商品はすべて税込価格です。
※9月6日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

左から「ジューシー本格肉まん」(ファミリーマート)/「ふんわり×ごろっと肉まん」(セブンイレブン)/「肉の旨みあふれるジューシー肉まん」(ローソン)

中華まんの激しい戦いがスタート!

福田:9月に入り、肉まん、ピザまん、あんまんなどの中華まんとおでんの販売が始まりました。コンビニは季節を先取りしますので、冷やし中華は2月から、中華まんは8月の後半から毎年各社の新作が並びます。

今年は8月16日にファミリーマート、26日にセブンイレブン、そして30日にローソンが肉まん、ピザまん、あんまんなどの主力商品をぞくぞくと発売。おでんもローソンが8月30日から、セブンイレブンとファミリーマートが9月6日から発売を開始しています。

コンビニは各店舗ごとに方針が異なるので、すべての店舗で同時に発売開始になるとは限りませんが、中華まんに関してはすでに全国規模の割引セールや100円セールなども始まっていますので、ほとんどの店舗で販売していると思います。

中華まん全体の市場規模は約600億円といわれていますが、実はこの7割程度がコンビニで販売されているんです。売り上げもかなり大きいので、コンビニ各社にとって中華まんは相当力を入れているジャンルだといえます。

なかでも肉まん、ピザまん、あんまんというレギュラー商品は、販売開始後にリニューアルすることはほとんどないので、この時期に出す新商品がそのシーズンの売り上げを左右することになるんです。

牧野:なるほど。コンビニ中華まんの激しい戦いが始まったんですね! ご自身のブログが、コンビニ中華まんのジャンルで日本一のアクセス数を誇る福田さんから見た各社の特長について教えて下さい。

福田:ファミリーマートは井村屋、セブンイレブンは新宿中村屋といった有名店とコラボし、どちらも作り込まれた非常にクオリティーの高い商品を出しています。

特にファミリーマートは、毎年、麻辣まんやホットケーキまんなど、創意工夫に満ちた新商品を出し、その都度話題に上がっています。ローソンはスイーツまんをよく出していて、焼き芋まんやショコラまんなどが人気です。セブンイレブンは昨シーズンに関しては、新商品の数は少なかったですね。

牧野:コンビニの中華まんっておいしいし腹持ちもいいので、行ったら買ってしまうんですよね。

三社の肉まん食べ比べ! 牧野&福田コンビニ肉まん選手権

福田:各社の力の入った新商品が発売されましたので、「牧野&福田コンビニ肉まん選手権」と題して、三社の肉まんを食べ比べてみましょう! どれが一番美味しいか、独断と偏見、個人的好みで決めてしまおうという企画です!

【セブンイレブン】「ふんわり×ごろっと肉まん」(150円)


福田:まずはセブンイレブンの「ふんわり×ごろっと肉まん」から。食べる前に割ってみると、なかの具材がゴロゴロしている感じがわかると思います。

牧野:肉だけじゃなくタケノコなどいろいろ入っていますね。食べてみるとゴロゴロとしたお肉に、シャキシャキしたタケノコの食感、さらに外側はもっちりしているなどいろいろな食感があって面白いです。

福田:今年のセブンイレブンは、生地がもちもちしていて具材がゴロゴロしているのが特長です。

【ファミリーマート】「ジューシー本格肉まん」(140円)


福田:
続いてファミリーマートの「ジューシー本格肉まん」(140円)。ふんわりもっちりした生地に、具材はジューシーで本格中華の出汁が特長です。

牧野:具の量でいうと、ちょっとセブンイレブンの方が多いのかな。でも肉によく出汁が染みていますね。肉の旨味が引き立っているように感じます。

【ローソン】「肉の旨みあふれるジューシー肉まん」(149円)


福田:最後にローソンの「肉の旨みあふれるジューシー肉まん」(149円)。具の豚の脂を増やしたり、ダイスカットした豚肉とミンチにした豚肉をあわせたりして、肉感を大幅にアップさせています。

牧野:割ってみると確かに肉がゴロゴロ入っていて、ボリューム感はこれが一番あるかもしれません。一口食べると、肉汁がじゅわっ! 食べごたえもナンバーワンですね。

福田:これが今年のローソンの特長で、肉のジューシーな食感は三社の中で一番強いと思います。

生地もローソンが一番ふんわりしているように感じます。セブンイレブンはもちもちで、ファミリーマートはふんわりもっちりしているように感じました。

牧野:セブンイレブンとファミリーマートは、具材がぎゅっと強めに詰め込まれているのに対し、ローソンは具材の形がそのまま残っていますね。
 

キャプテン福田&牧野アナが選んだのは?

福田:今年は三社の特長が本当によく出ていて、同じ肉まんといえど、全然方向性が違う商品に仕上がっています。

税込価格とカロリーをまとめますと、セブンイレブンが150円(212kcal)、ファミリーマートが140円(208kcal)、ローソンが149円(251kcal)。価格はファミリーマートが安く、カロリーはローソンが一番高いという結果です。

牧野:このなかで一番を決めるのは難しい……。好みによって評価は分かれると思います。セブンイレブンとファミマリーマートは巧みな技で攻めてきて、ローソンは力業でグッときたような感じもします。

私は中華まんを「あー、疲れた! お腹が空いた!」という状況で食べることが多いので、そう考えるとローソンでしょうか。福田さんはいかがですか?

福田:私は「もちもち」「ゴロゴロ」というキーワードに極めて弱い男なので、今年はセブンイレブンの「ふんわり×ごろっと肉まん」の食感にやられました。こちらをイチオシで推したいと思います。

ぜひみなさんも食べ比べてみてください!
今回お話をうかがったのは……キャプテン福田さん
ブロガー、ライター。年間1,000個のコンビニ新商品を食べる男!コンビニブログ「コンビニ・サラリーマン総研」管理人。みんなのランキング公認「コンビニグルメ」マイスター。声のブログ「Voicy」パーソナリティ。 

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