2021年のコンビニグルメ総括!実食した1000個の新商品の中から一番印象に残ったのは?
牧野:早速ですが福田さん、今年はコンビニ新商品何個くらい召し上がりましたか?
福田:はい。実は先週でコンビニ新商品実食目標1,000個をクリアしまして、今年も元気にガンガン食べまくりました。
牧野:お~、それはすごいですね~! それではそんな福田さんが感じた、今年のコンビ二各社の傾向について教えて下さい!
2021年、コンビニ各社の傾向を振り返って
福田:今年は各社の傾向がさらに鮮明になった年でした。セブンイレブンはヘルシー路線をかなり強化した年だったと言えると思います。たんぱく質、食物繊維、1/2日分の野菜などのキーワードで、総菜パンや総菜、サラダ、麺類などの新商品が多く、逆に菓子パンなどを大きく減らしています。その分、商品キャンペーン、コラボキャンペーンはホントに少なかったですね。牧野:増やすものもあれば減らすものもありますよね。セブンイレブンは時代にあわせたヘルシー志向できて、クオリティーを上げていこうという動きなのでしょうか。
福田:今年はこの番組でも紹介したロカボパンに代表されるような、ヘルシーさを打ち出した年でした。
福田:一方ファミリーマートは楽しさ、面白さが際立つ年でした。今年は40周年イベントを展開していましたが、カレー祭り、カラムーチョフェスなどの大規模な商品キャンペーンを年に10回以上実施してまして、また商品も「パイの実みたいなデニッシュ」、「雪見だいふくみたいなパン」などの大型コラボ商品もバンバン出していました。
牧野:なるほど。確かに全然違うことをしていたんですね。
福田:ローソンはローソンで、セブンイレブンとは逆に新作メロンパンを毎月出すなど菓子パンの新商品を出し続けていました。スイーツも一番品数を出していたように思います。それから呪術廻戦、鬼滅の刃、アイドルやアーティストなどとのコラボキャンペーンもコンビニ3社の中では一番多く、ビジュアル面での勢いがありました。
牧野:言われてみれば確かに、各社の色がはっきりと出た1年だったということがよくわかりました。
福田:それからもう一つ。各社の食品ロスへの取り組みが加速化したり、セブンイレブンが最近徐々にペットボトル回収機の設置を始めていたり、ローソンが牛乳のロスに対応するために大晦日と元日にホットミルクを半額の65円で販売するなど、社会の流れにタイムリーに呼応するような動きも鮮明になりました。
牧野:なるほど。社会貢献活動も本格化した年だったんですね。
2021年、一番印象に残ったコンビニ新商品は?
福田:いや~、1000個も食べているとなかなか絞りきれないですが、食べた瞬間に最も衝撃を受けたのは、セブンイレブンの「お店で揚げたカレーパン」ですね。あのカリカリサクサクしたインパクトは忘れられません。また、クオリティという意味では、セブンイレブンの「中華蕎麦とみ田」監修シリーズのラーメン、つけ麵が最高に美味しかったです!牧野:近年、このラーメンのクオリティも非常に上がってきました。
福田:麺がコシがあるのにつややかというのが衝撃でした。牧野さんにもこのコーナーで20個以上試食していただきましたが、その中で印象に残った商品はありますか?
牧野:やはり麺系は印象に残っているものが多いです。特にセブンイレブンの旨みスープの野菜タンメン(旧:コク旨野菜タンメン)!コンビニでこれだけ野菜を摂れれば大満足だなと思いました。
福田:あれは定番の人気商品ですね!
牧野:あとファミリーマートのじゅわっと旨み引き立つ本格肉まん! 肉まんって毎年同じものが並んでいると思い込んでいたんですが、年々レベルアップしているということにも気付かされ、クオリティの高さにもびっくりしました。
福田:2022年にはどんな新商品が出てくるのか、今からとても楽しみです!
牧野:この1年、福田さんのおかげでコンビニを見る目が変わりまして、行くこと自体がエンターテインメントになりました。今年も1年、本当にありがとうございました!
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