「修善寺奥の院めぐり いろは道コース」を紹介します。 修善寺の階段横にあるこの石塔に彫られた「い」をスタートし、 約5キロの道を、いろはの順番に道筋に建てられた 48の「いろは石」を辿って「奥の院」まで歩く散策コースです。 所要時間は約3時間10分。 修善寺の温泉街をぬけて、のどかな田園地帯を通りながら、 のんびりとしたウォーキングを楽しめます。

これが途中の「いろは石」28番目の「く」です。 また、ここには「イボ」を取ってくれるという「いぼ石」があります。 石の窪みに溜まった水でいぼを擦るとよいそうです。 いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせすん

そして「ん」の最終地点の修善寺の奥の院です。 奥の院は正しくは「正覚院」といい、延暦10年(791年)に 弘法大師が18歳の頃に修行した場所なんです。

今回はボランティアガイドの稲葉さんに弘法大師について 色々楽しくて為になるお話を沢山していただきました。 また、10月中旬~11月中旬の日曜日には ボランティアガイドの方たちと秋色に彩られた里山風景を楽しみながら、 桂流八十八ヶ所札所やいろは石を巡るイベントが開催されます。 参加費は1000円(奥の院弁当付)定員は30名(定員になり次第締切り) お問い合わせ 伊豆市観光協会・修善寺支部「奥の院 春の静寂」係 TEL 0558-72-2501 http://www.shuzenji-kankou.com/

階段の上に見える滝は「阿吽の滝」といって 弘法大師が修行のため、打たれた滝なんです。 現在は工事中のため、上には登れませんが 奥の院の境内の中は、静かでとても趣のある雰囲気に包まれていました。

ウォーキングで疲れたら、ゆっくりと温泉に浸かりたいですよね。 ここは弘法大師ゆかりの独鈷の湯のすぐ上にある 源泉かけ流しの足湯「河原湯」です。 この日も沢山の観光客の方がいらっしゃっていました。 これからの季節、紅葉も見頃になってきます。 修善寺温泉の歴史を辿りながら散策してみてはいかがですか。
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