
■「具体的な説明を早期にすべきだった」難波市長が会見で謝罪
赤字経営が深刻化する静岡市立清水病院をめぐり、市が運営の民間委託を打ち出し職員の4割が退職の意向を示した問題で、難波市長が陳謝しました。
難波市長は、「一定の処遇は保証したい」として、今後具体的な処遇を説明する方針です。
<静岡市 難波喬司市長>
「もっと具体的なご説明を早い段階からしっかりしておくべきだったと考えております。大変申し訳なく思っております」
難波市長は清水病院の運営を民間に委託する方針をめぐり、「職員への説明が不十分だった」として陳謝しました。
■職員アンケートで4割以上が「退職したい」と回答

<清水病院の職員>
「今まで市民の方々の健康を支えてきた、良質な医療を提供してきたという強い思いがあったんですけれども、軽視されたように感じたという職員が多かった」
清水病院の職員らでつくる労働組合は4月28日に会見を開き、職員640人から寄せられたアンケートの調査結果で4割以上が「退職したい」と答えたことを明らかにしました。
■「指定管理に反対ではないが説明不足で現場が混乱」
難波市長は、赤字経営が続く清水病院について「地域の医療体制を維持するため」として、民間の清水厚生病院と一体的に運用する方針を示しています。
清水厚生病院を運営するJA静岡厚生連を清水病院の指定管理者にして運営を委託し、民間のノウハウを活用した経営改善を図る狙いです。
<清水病院の職員>
「指定管理に反対というわけではなくて、説明不足による混乱が現場で起きている。これを市長にもお伝えしたい」
清水病院の職員は公務員の身分を失うことになりますが、2027年4月以降の処遇について十分な説明がないとして、現場では不安の声が上がっていました。
■給与体系や退職金など検討状況を説明へ
難波市長は5月11日の会見で清水病院の厳しい経営状況を改めて説明した上で、職員には「指定管理者へ転職してほしい」と理解を求めました。
<静岡市 難波市長>
「一定の処遇の保証をさせていただきたいと思って、今、内部で協議をしております。大きな変化を避ける必要があるので、徐々に水準を合わせていくことが必要だと考えています」
静岡市は5月18日と19日に職員説明会を開き、給与体系や退職金などの検討状況を説明するとしています。












































































