
富士山の山頂付近から4月6日に滑落し、9日に富士山の宝永第一火口付近で心肺停止で発見された男性について静岡県警は21日、愛知県豊橋市南栄町の自営業の男性(33)と判明し、死亡が確認されたと発表しました。男性の死因は分かっていません。
警察によりますと、男性は4月6日に富士山山頂付近で滑落し救助されたポーランド人の男性(31)と、冬季閉鎖中の富士山スカイラインの近くにある水ケ塚公園の駐車場で出会い山頂まで登山をしました。そして山頂付近を下山中に、男性(33)が先に滑落、その後ポーランド人の男性も滑落しました。
ポーランド人の男性は、男性が自分よりも冬山の登山経験があるとみて、後をついて登山をしていたということです。
登山道冬季閉鎖中の富士山で遭難相次ぐ
富士山では登山道が冬季閉鎖中にもかかわらず登り、登山者が遭難するケースが2026年も相次いでいます。
1月、富士山で単独登山をしていた20歳の中国国籍の男性が下山中に負傷し、警察の山岳遭難救助隊に救助されました。救助された男性は警察に対し「日本で一番高い山に登りたかった」「冬の富士山は初めて」などと話していました。
3月には富士山でスキーをしていた外国人3人のうち2人が滑落しました。通報を受けて静岡県警の山岳遭難救助隊員ら20人以上が出動し、動けなくなった2人を夜通し運んで救助しました。
また4月19日午後、友人と一緒に富士登山をしていたベトナム国籍の男性が、下山中に友人とはぐれ、遭難しました。男性はその後、ほかの登山者とともに自力で下山し、けがはありませんでした。
静岡県警が「富士山の危険性」訴え
静岡県と県警は7か国語で「富士山の開山期以外の登山道は通行禁止です」などと呼びかけるポスターをホームページに掲載しています。
静岡県警地域部地域課は4月8日、ホームページの「春山情報」を更新し、「富士山は冬山と同じ」「春と言えども積雪あり」「ピッケルやアイゼン、ゴーグルなどの冬山装備プラス高度な登山技術があっても遭難すれば重傷事故につながる可能性があります」などと、春の富士山の危険性を訴えています。










































































