「突風で滑落」「岩に挟まれ…」大晦日に山岳遭難相次ぐ 富士山は“冬季閉鎖中” 29日には死亡事故も =静岡

県内では12月31日、山岳遭難が相次ぎました。富士山と沼津市の山で登山中の男性が滑落し、いずれも救助されました。

富士山:冬季閉鎖中に滑落

31日朝、富士山で登山をしていた神奈川県の会社員の男性(38)が遭難し、「突風にあおられて滑落した」と自ら救助要請しました。

午後2時頃、救助隊が携帯電話のGPSを頼りに男性のもとへ向かい救助。男性は隊員の介添えを受けながら下山したということです。

冬の期間、富士山では登山道がすべて閉鎖されていますが、29日も滑落事故が発生し、44歳の男性が死亡しています。

沼津・大平山:岩と一緒に転落し挟まれる

沼津市の大平山(おおひらやま)では午前11時半頃、49歳の男性が滑落し「登山道から大きな岩と一緒に2、3メートル下に落ちた。肩から膝くらいにかけて落ちた岩に挟まれて動けない」と一緒に登山していた妻から通報がありました。

捜索していた警察と消防が男性を救助し、男性は歩いて下山したということです。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1