「大きな岩と一緒に落ちた。肩から膝が挟まれて動けない」大みそかに山岳遭難相次ぐ… 「沼津アルプス」で40代男性が足を踏み外して滑落も、救助されて下山=静岡

12月31日、静岡県沼津市で登山をしていた男性が遭難する事故がありました。男性はその後救助されました。

遭難したのは男性(49)で、沼津市にある大平山(おおひらやま)で登山をしていたということです。

消防によりますと、31日午前11時30分頃、「登山道から大きな岩と一緒に2~3メートル下に落ちた。肩から膝くらいにかけて落ちた岩に挟まれて動けない。頭から出血がある。意識はあり」と一緒に山に登っていた妻から119番通報がありました。

男性(49)は登山道から足を踏み外して滑落しましたが、捜索していた警察と消防が男性を救助し、男性は歩いて下山したということです。

大平山は、標高356メートルの山で、通称「沼津アルプス」の最南端に位置し、この時期でも雪が積もらないため、多くの登山客が訪れています。

県内では12月31日に、富士山で登山中の男性が滑落する事故も発生しています。

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