「突風にあおられて滑落した」富士登山中の30代男性が遭難山岳救助隊が出動し救助=静岡県警

12月31日早朝、富士登山をしていた男性が遭難し、警察の山岳遭難救助隊に救助されました。

警察によりますと、遭難したのは神奈川県の会社員の男性(38)で、12月31日午前7時前、富士山の御殿場口六合目付近で、男性本人から「突風にあおられて滑落した」と110番通報がありました。

警察の聞き取りに対し男性は、200メートルほど滑落したと話していて、指や鼻、両肘、両膝の痛みを訴えているということです。

山岳遭難救助隊が、男性の携帯電話のGPSを頼りに救助へ向かい、男性は隊員の介添えを受けながら御殿場口五合目まで下山したということです。

富士山では12月29日も滑落事故が発生し、44歳の男性が死亡しています。
富士山は冬の期間、登山道がすべて通行止めとなっています。

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