「スリップすると一瞬で滑落する可能性」冬の富士山で相次ぐ遭難…静岡県警がSNSで危険性訴え 山岳遭難救助隊は訓練へ「技術の向上につながるように」

冬の富士山で山岳遭難事故が相次ぐなか、静岡県警の山岳遭難救助隊は1月28日、富士山で訓練を行いました。登山道が冬期閉鎖となっている中でも遭難者があとを絶たず、県警はSNSで救助の様子を公開し、注意を呼びかけています。

「日本一の山に登りたかった」

暗闇の中、強風が吹き荒れる富士山を登るのは、県警の山岳遭難救助隊です。

1月18日、単独で富士登山をしていた中国国籍の男性(20)が八合目付近で負傷して救助を要請し、11人の隊員が男性を救うために出動しました。

救助された男性は警察に対し、「日本一の山に登りたかった」「冬の富士山は初めて」などと話しており、富士登山の経験は浅かったということです。

県警はSNSで冬に富士山に登る危険性訴え

28日、県警の山岳遭難救助隊と静岡市消防局の山岳救助隊合わせて15人が富士山での訓練に臨みました。

<静岡県警山岳遭難救助隊 坂上雅信隊長>
「きょうは2泊3日でいまから富士山の訓練に入りますけど、先輩隊員は新隊員の歩き方とか面倒を見てあげて技術の向上につながるようにいい訓練をしたいと思います」

訓練は2泊3日で、冬山での遭難者の搬送や斜面の歩き方など経験を積みます。

冬の富士山では山岳遭難事故が相次いでいます。県警はSNSで、「斜面はガチガチに凍結していて、スリップすると一瞬で滑落する可能性がある」「日によっては立っていられないような強風が吹き荒れ大変危険です」などと冬に富士山に登る危険性を訴えています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1