「罰則制度を県に要請したい」閉山期間中の富士山で遭難相次ぐ...地元・富士宮市長が事故を未然に防ぐ仕組み作りの必要性訴える 警察は救助映像公開して呼び掛け=静岡

猛吹雪の中での救助…県警が映像公開

富士山の冬季閉鎖中に山岳遭難が相次いだことを受け、富士宮市の須藤秀忠市長は「残念で誠に遺憾」と述べました。静岡県警もSNSなどで、閉山中の富士登山は危険として控えるよう呼び掛けています。

雪が積もる中、激しい風に耐える隊員たち。これは2025年12月31日、富士山で発生した山岳遭難で静岡県警の救助隊が救助に向かう様子です。

2025年の富士山閉山期間中の遭難者は9人に上りました。

【内訳】(1月~開山日、閉山日~12月31日)
・死者:1人
・けが人:2人
・無事救助:6人
(滑落3人、病気5人、道迷い1人)

12月29日には、滑落事故で44歳の男性が死亡しています。

富士宮市長「罰則制度を要請したい」

2024年に続き、2025年も冬季閉鎖中の山岳遭難が相次いだことを受け、地元の富士宮市・須藤市長は1月9日の定例会見で、事故を未然に防ぐ仕組み作りの必要性を語りました。

<富士宮市 須藤秀忠市長>
「(県ホームページの記載を)無視してさらに登ろうとしていることは誠に遺憾であるし、こうした事故を未然に防ぐためにも、罰則制度といいますか、そういうものを徹底してくれるように県の方にも要請したいなと思っております」

登山者だけでなく、救助に向かう隊員も二次災害などの危険な状況となりうる冬の富士山。

県警は「冬山は厳しい環境で生命の危機に直結するため登山は控えてほしい」と呼び掛けています。

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