
カムチャツカ半島付近で起きた地震で津波警報が静岡県内に発表されたことを受け、静岡沼津市の第三中学校では近隣住民や近くで働く人など200人以上が、冷房が効いた高い階の教室に避難しました。
<避難した人>
「歩いて20分から30分ですかね。東北の方の震災のこともあるので、油断はできない。第二次の避難所に行く」
中学校は夏休みに入っていて、100人近くの生徒が部活動を中断して校舎の4階に移動しました。
出勤していた教諭を中心に対応にあたりました。
<教諭>
「メールで保護者に連絡を入れます」
学校から保護者に連絡し、午後1時すぎに待機していた生徒を保護者が迎えに来ました。
<中学1年生>
「とにかく外にいたんで『中に入って中に入って』って感じで上の階に行った。こういう経験がないのでびっくりしたし、みんな慌ててたが津波が来なくて良かった。3mだと身長を超えているので怖いなって」
<保護者>
「慌てて、心配で。今まで経験したことのない3mとなるとどこまで逃げればいいか怖くて、学校にいたから逆に安心でした」