津波警報発表で県や市が対策本部 情報収集にあたる=静岡

カムチャツカ半島付近で起きた地震で津波警報が静岡県内に発表されたことを受け、静岡県庁の危機管理センターでは午前9時40分から警戒体制を執り、職員120人が情報収集などにあたっています。

県は、対策として県が管理する全ての水門を閉鎖するよう指示しました。

県によりますと、正午現在、人的、物的な被害は確認されていないということです。

<県危機管理部 酒井浩行危機管理監>
「しっかり情報収集して、突然津波が来ることも想定されるので。津波が起こることを常に考えながら行動してほしい」

県によりますと、浜岡原子力発電所では津波警報を受けて屋外作業を中断していて、施設や放射線の値に異常はないということです。(午前10時40分現在)

避難指示が発表された静岡市では、難波喬司市長を本部長とする災害対策本部を設置し、市営施設の閉鎖や避難誘導などの対応にあたっています。

避難指示の対象は沿岸部の要避難地区21地区で4万400世帯、9万1130人です。

市内のプールは全て閉鎖し避難が完了しているということです。

<静岡市難波喬司市長>
「皆さん冷静かつ迅速に避難してくださいましたので、避難としては順調だと思います。津波の情報も入ってきていますから、情報に応じてこちらの避難の呼びかけを変えていく、それが大事だと思っています」

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

関連タグ

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1