
静岡県富士宮市が進める仮称・郷土史博物館の事業の賛否を問う住民投票条例の制定について、市議会の委員会は6月23日、「否決」と決定しました。
富士宮市は市の文化資源を保存する施設が老朽化していることなどから、仮称・郷土史博物館を整備する計画を進めています。
この事業を巡っては、市民団体が市民への説明が足りていないなどとして、賛否を問う住民投票の実施を求めています。
住民投票条例を制定する議案について、市議会の総務文教委員会は23日の審査で「否決」と決定しました。
起立採決で6人の委員のうち5人が起立せず、1人が棄権しました。
議案は7月3日の本会議で採決される予定です。