交番など警察官の室内勤務「脱帽」可能に 静岡県警、6月から暑さ対策

 静岡県警の川口勝地域部長は15日の定例記者会見で、昨夏から本格的に取り組む暑熱対策の一環として、交番、駐在所などでの室内勤務時に「脱帽」を可能にする運用を、6月1日から開始すると明らかにした。
 警察庁が4月、服装に関する規定を見直して都道府県警ごとの判断に任せる方針を示した。6月からは暫定的に運用し、県警の関係規定は今後改正する予定。
 近年の猛烈な暑さの下で警察活動に支障を生じさせないよう、県警は昨夏、勤務中に制服姿でコンビニ店やドラッグストアに立ち寄り、飲料水などを買うことを可能にした。冷却グッズの着用も認めた。
 川口地域部長は一部の他県警で進む夏場の制服などの見直しについても「関係する部署内で検討を進めているところ」と説明した。

「静岡新聞DIGITAL」は静岡新聞社が提供するニュースサービスです。静岡県内の政治、経済、事件・事故から地域の話題、高校野球、Jリーグなどのスポーツの最新情報を伝えます。

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1