
警戒アラートは気温、湿度、日差しの強さなどを基に算出する「暑さ指数(WBGT)」が県内17の観測地点のいずれかで「33」に達すると予測される場合に発表する。2021、22年度は7回、23年度29回、24年度44回と増え、熱中症の救急搬送者数も増加傾向にあるという。
1段階上の熱中症特別警戒アラートは24年度に運用が始まり、県内の全地点で「35」に達すると予測される場合に発表。24年度の発表はなかったものの、佐久間や松崎、稲取で「35」に達する日があったという。
県は(1)こまめな水分補給(2)暑さを避ける(3)暑さに備えた体づくり(4)酷暑時には体を冷却―を熱中症対策のポイントに挙げ、情報発信を強化するとしている。