妻の不倫相手だった男性を包丁で刺し殺害の罪 ブラジル国籍の37歳男、初公判で起訴内容認める=地裁浜松支部

2024年2月、浜松市中央区の集合住宅で妻の不倫相手だった男性を包丁で刺し殺害した罪に問われているブラジル国籍の男の初公判が5月14日、静岡地方裁判所浜松支部で開かれ、男は起訴内容を認めました。

殺人の罪に問われているのは、ブラジル国籍の無職の男(37)です。

起訴状によりますと、男は2024年2月26日夜、自らが住む集合住宅の通路で、妻の不倫相手だったブラジル国籍の男性(当時43)を長さ16センチの包丁で2回刺し、殺害した罪に問われています。

地裁浜松支部で開かれた14日の初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は「被告が被害者から受けた侮辱的な言葉に腹をたて犯行に及んだ短絡的で軽率な犯行。執拗で悪質」などと指摘しました。

一方、弁護側は「包丁は脅すために持ったもので、被害者が殴りかかってきたために突発的に犯行に及んだ。計画性はない」などと主張しました。

求刑は5月19日、判決は5月23日に予定されています。
 

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