
姉と兄の影響を受けて4歳でチームに加入し、プレーを始めた。相手の返球に対応して俊敏に動けるフットワークが武器。加藤朝海監督(66)は「明るい性格でチームのもり立て役。瞬発力があり、序盤から攻めていくのが特徴」と評する。
昨冬の全国選手権は好成績ながら相手に終始主導権を握られ、鈴木さんは「自分のプレーができなかった」と悔しさを味わった。粘り強い返球ができなかったことで、持久力を磨く。
4月からは小中学生が主体のチームで主将を務め、加藤監督は「プレー以外の面でも、さらに成長してほしい」と期待する。鈴木さんの将来の夢は「世界で活躍する選手」。小学生最後の全国初タイトルに向け鍛錬を積んでいく。