児童バドミントン界に新星 浜松和田小の鈴木さん 全国選手権女子単3位 夢は世界の舞台

バドミントンの練習に汗を流す鈴木さん=浜松市内 バドミントンの小学生年代で、全国屈指の実力者が静岡県内で久しぶりに現れた。浜松和田小6年の鈴木稟佳さん(どんぐりジュニア)は昨冬の全国選手権(神戸市)女子シングルス5年生以下の部で3位入賞。一昨年も同4年生以下の部で3位に入り、2年連続で全国上位の成績を収めた。本年度は初の全国制覇を目指し、練習に励んでいる。

 姉と兄の影響を受けて4歳でチームに加入し、プレーを始めた。相手の返球に対応して俊敏に動けるフットワークが武器。加藤朝海監督(66)は「明るい性格でチームのもり立て役。瞬発力があり、序盤から攻めていくのが特徴」と評する。
 昨冬の全国選手権は好成績ながら相手に終始主導権を握られ、鈴木さんは「自分のプレーができなかった」と悔しさを味わった。粘り強い返球ができなかったことで、持久力を磨く。
 4月からは小中学生が主体のチームで主将を務め、加藤監督は「プレー以外の面でも、さらに成長してほしい」と期待する。鈴木さんの将来の夢は「世界で活躍する選手」。小学生最後の全国初タイトルに向け鍛錬を積んでいく。

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