Wリーグ・シャンソンの中川監督退任 後任にデンソーから小笠原氏 バスケ女子

小笠原真人氏 バスケットボール女子Wリーグシャンソン化粧品で14度のリーグ優勝に導くなど黄金時代を築き、2024~25年シーズンに21年ぶりに復帰した中川文一監督(77)が4月末で退任したことが1日、クラブへの取材で分かった。契約満了に伴うもの。同日後任として、昨季までデンソーでアソシエイトヘッドコーチを務めた小笠原真人氏(42)が就任した。
 中川氏は1976年にシャンソンの監督に就任し、日本リーグ時代の90年からWリーグ初年度の2000年までにリーグ10連覇を達成。全日本選手権でも10度の優勝に導いた。03年まで27年にわたって指揮を執った。1996年アトランタ五輪では日本代表監督も務め7位。2004年以降は富士通、トヨタ紡織、アイシンを渡り歩いた。昨季途中からは体調不良のため浜口京子アシスタントコーチが指揮を執っていた。体力的な問題で遠征に同行できていなかった。
 小笠原氏は06~14年にデンソーでアシスタントコーチ、15~18年に秋田銀行で監督を務め、トヨタ自動車(18~22年)でアシスタントコーチ、デンソー(22~24年)でアソシエイトヘッドコーチを歴任した。4月30日にデンソーの退団が発表されていた。
 クラブを通じ「レギュラーシーズンをしっかり戦い抜き、プレーオフでセミファイナルを突破する。そして、優勝をして、新聞の一面に『女王復活』の見出しが載るような結果を残すことが目標。チーム一丸となって〝女王復活〟を目指し、戦っていく」とコメントした。

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