シャンソンが3季連続4強 終盤で白崎、吉田、小池らが躍動

バスケットボール女子Wリーグのシャンソン化粧品は3月31日、プレーオフ準々決勝でトヨタ自動車を88-82で破り、3季連続のベスト4入りを決めました。後半開始早々に36-54とされましたが、泥くさくシュートをねじ込み、残り1分53秒で白崎みなみ選手が決めて同点。77-79の残り59秒から吉田舞衣選手、小池遥選手の連続3点シュートなどで大逆転しました。

10点を追う第4クオーター残り4分8秒では、昨季のプレーオフをけがで欠場した佐藤由璃果選手が3点シュート。「あまり外から打つタイプではないですが、自分のポジションではスリーが必要なので最近は練習していました。ボールが来たらしっかり打とうと思っていました」と2年分の思いを込めた一発で望みをつなぎました。

次は富士通にリベンジだ!

2季続けてプレーオフ準決勝で敗れていたトヨタ自動車にリベンジし、4月6日からの準決勝はリーグ戦で唯一、2連敗した富士通を相手に15季ぶりの決勝進出に挑みます。小池選手は「これでスタートライン立てました。富士通はガードの(町田)瑠唯さんに気持ちよくドライブされてからアシストをやられてしまうと相手のリズムになってしまいます。自分が激しいディフェンスで止めたいです」と意気込みました。
