清水河岸の市「新いちば館」19日オープン 清水駅から直結、海産物専門店や飲食店24店舗

新いちば館の竣工をテープカットで祝う関係者=静岡市清水区の清水河岸の市 静岡市清水区の清水河岸の市「新いちば館」の竣工(しゅんこう)式が18日、行われた。地元の水産業者や行政関係者ら約90人が出席し、清水港への集客の中核施設として、さらなるにぎわい創出を願った。19日にオープンを迎える。
 鉄筋コンクリート一部2階建ての新いちば館は、同港が水揚げ日本一を誇るマグロなど海産物の専門店や飲食店など24店舗(駿河湾フェリー事務所を含む)が入る。2階の大型デッキはJR清水駅東口から歩行者通路で直結し、利便性も向上した。
 竣工式では、河岸の市を運営する「清水魚」の小林義人社長が「清水駅東口の発展に寄与する水産と観光の複合施設となり、地域に愛されるよう努めていく」とあいさつした。難波喬司市長は駿河湾フェリーが同日、河岸の市の目の前にターミナルを移して運航を再開したことなどに触れ、「清水はこれからどんどん活性化し、新しい時代が始まる」と期待を寄せた。

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