
鉄筋コンクリート一部2階建ての新いちば館は、同港が水揚げ日本一を誇るマグロなど海産物の専門店や飲食店など24店舗(駿河湾フェリー事務所を含む)が入る。2階の大型デッキはJR清水駅東口から歩行者通路で直結し、利便性も向上した。
竣工式では、河岸の市を運営する「清水魚」の小林義人社長が「清水駅東口の発展に寄与する水産と観光の複合施設となり、地域に愛されるよう努めていく」とあいさつした。難波喬司市長は駿河湾フェリーが同日、河岸の市の目の前にターミナルを移して運航を再開したことなどに触れ、「清水はこれからどんどん活性化し、新しい時代が始まる」と期待を寄せた。